まずノコギリの歯を研ぎなさい

あれがしたい、これがしたいと思うだけなら誰でもできると思います。 それをする為に「なにが必要なのか」を考え、成長していく。 ノコギリの歯を研ぐ。それが大事なんだと思います。

時評「ウェーブ」

電気・エネルギー分野の情報を発信している電気新聞の中に時評「ウェーブ」というコラムがあります。 色々な分野の方が寄稿しており、堅い記事が多い電気新聞の中で異彩を放っていますが、特に西水美恵子さんのコラムは秀逸。 (ソフィアバンクのURLからも読…

年功序列と成果主義

「日本の年功序列が崩壊した」と言われて久しいですが、一方で付け焼刃的に導入した「成果主義」も大きな成果が得られた、ということも聞きません。 働く人の「安心感」の最も基礎となる「雇用の安定」と「収入の安定」がふらついている、そういう風に思いま…

2012の目標

昨年は公私ともに大きな動きがありました。昨年感じたことは、やはりツールとして語学は非常に大事だという事。 今年の目標は語学(英語)に集中します。−−− TOEIC860点 −−−世界の情勢は欧州で不安定な状態が続いており、まだ出口は見えないようです。 また…

ベテランがケガをする原因はなんだろう

「製造業の仕事に従事して20〜30年のベテランが仕事中にケガをすることが 以前に比べて増えてきている」と伺ったことがあります。その仕事に従事して間もない若手なら技術的に未熟でケガをすること もあると思いますが、ベテランですからそこに問題はないは…

オーケストラ

最近、オーケストラを良く目にする様に思います。 アーティストのコンサートで良くオーケストラを組み込んでいたり、 TVドラマ化された「のだめカンタービレ」などもオーケストラが題材でした。のだめカンタービレ - Wikipediaオーケストラの演奏を聴いて、…

CO2排出量とエネルギー消費量 (Google - public data explore)

Google Labが提供している”Public data explore”に 世界銀行、世界開発指標という項目があります。http://www.google.co.jp/publicdata/directoryそこには「1人あたりのCO2排出量」や「1人あたりのエネルギー消費量」など 目を通しておきたい情報が分かりや…

スマートフォンは携帯電話やモバイルPCの機能を代用できない

長年使用していた携帯電話が壊れたことから、流行のスマートフォンに乗り換えて見ましたが、「どうも使いにくい」というのが感想です。使いにくい点を挙げますと 1.タッチパネルなので、操作性が悪い。 2.動作がフリーズして再起動が必要になる事がある。 3.…

原子力発電産業のこれから

FUKUSHIMAの影響で世界中の国の原子力政策に大きな動きが出ています。現在、世界中で運転している原子力発電所(443台)は今後どの方向に向かっていくのでしょうか? 世界の原子力発電所地図 : BBC News - Nuclear power mapped 1.EUでは「原子力発電」を敬…

「変わる」ということ

「変わる」の意味を大辞泉で引くと−−− 1.物事の形やようすなどが今までと違った状態になる。 2.ある場所・方向から他の場所・方向へ動く。 3.(多く「かわった」「かわっている」の形で)普通と比べて異なっている。 一般的、標準的なものとちがっている。 4…

西水美恵子さん講演「国をつくるという仕事」

日本が世界に誇るリーダである、西水美恵子さん(元世界銀行 副総裁)の講演を聴きに行ってきました。 以前拝読して深く感動を覚えた「国をつくるという仕事」の著者で、前から直接お声を聞きたいと思っていました。 (国をつくるという仕事(西水美恵子著)…

未来を予見する「5つの法則」(田坂広志著)

未来を予見する方法として「弁証法」を挙げ、それぞれの法則について説明されていますが、その中で「矛盾の止揚」という内容に心が留まりました。このことを マネジメントの本質は「矛盾のマネジメント」である とも言い換えられています。 少し以前までは全…

原子力ルネッサンスの見直し

この大震災の影響を受けられた方に心からお見舞い申し上げます。3月11日 忘れられない日になりました。 地震、津波の被害だけでも甚大であるのに それに原子力発電所の事故。放射能という目に見えない恐怖に怯えて過ごす日々。原子力発電所の稼働年数を延長…

ForesightがWebで復活!

内外の政治・経済情報が充実しているForesightが休刊して残念だったのですが、Webで復活を遂げていたようです。 有料のコンテンツが多いですが、有益な情報源として活用していきたいと思います。新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

アルケミスト−夢を旅した少年(パウロ・コエーリョ著)

羊飼いの少年サンチャゴが宝物を求めながら旅を続け、人生の知恵を学んでいく物語。 今までの生活(慣性)を断切り、様々な人達と出会いながら進んでいく。夢を「見る」だけではなく「行動」する少年の姿に得るものがありました。

2011年の目標(学び)

昨年は自分なりにいろいろと挑戦ができ、実りのあった年になりました。 年始に掲げた目標は残念ながらほとんど達成できませんでしたが、今年こそは達成するので、あえて同じ目標を掲げたいと思います。−−−a. TOEIC860点(Aランク)b. 技術士合格c. 第二種電…

創造力(西堀栄三郎著)

日頃、自分が悩み、考えていたこと、自分の考える方向性と著者の考え方がほぼ一致することに非常に驚きました。 世の中はゼネラリストよりもスペシャリストを望む方向性が強いですが、自分自身の経験からはスペシャリストも大事ではあるが、それだけでは上手…

凍った地球 スノーボールアースと生命進化の物語(田近英一著)

地球は過去に「スノーボールアース(Snowball Earth)」と言われる全球凍結状態にあったという仮説について検証結果を紹介しているもの。 詳しい内容はSnowball earthやWikipediaに書かれています。 SNOWBALL EARTH スノーボールアース - Wikipedia 驚いたの…

国をつくるという仕事(西水美恵子著)

この本を読んで感動が溢れ出て目頭が熱くなりました。 世界の貧困と戦う西水氏の一貫して自分の信念を突き通した生き様(「思い」)が書き綴られていました。書籍全体すばらしい内容でしたが、特に心に留まった言葉は 頭とハートがつながっている です。この…

実践!多読術(成毛眞)

成毛眞氏(成毛眞ブログ)は書店に多く平積みされている安易なハウツー本、入門本などを読むことについて警鐘を鳴らしています。 歴史書などの良質のノンフィクションを読むことで 夢見る力を養い、その気概を持ち、それを実現するための戦略を練る。 が、培…

情報が画一的な日本という国

2010.9.10にアップした「危険不可視社会」に対するコメントでも書きましたが、「安全」だけではなくすべての情報・モノに対する世間(日本国内)の見方や反応に最近違和感を感じています。 先ずは極論を好む風潮です。モノゴトに対して、”白か黒か”、”1か0…

危険不可視社会(畑村洋太郎著)

日頃感じている「安全」に対する世間の見方や対応に居心地の悪さを感じていたのですが、この本を読んでその居心地の悪さの原因が理解できた様な気がします。 「安全」に絶対はなく、可能な限り「安全」な環境を作り出していくと言う本来の考え方が影を潜め、…

「スタートダッシュ型」の働き方

いつも締め切りに追われて仕事をしていますが、そんな中で意識しておく必要がある考え方が紹介されていました(Life is beautiful: 「時間に余裕があるときにこそ全力疾走で仕事し,締め切りが近づいたら流す」という働き方)。 周りの人全員がこの様に仕事…

水力発電システム事業の統合

7/5に日立製作所、三菱電機、三菱重工業の3社が水力発電システム事業の統合に向けて合意したと発表されました。(http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2010/0705.pdf)経済産業省の「産業構造ビジョン2010(産業構造審議会産業競争力部会 - 概要(METI…

ヨーロッパの温暖化対策(EU climate and energy package 20-20-20)

温暖化対策としてEUが掲げているスローガンに「20-20-20」というものがあります。 (http://ec.europa.eu/environment/climat/climate_action.htm) A reduction in EU greenhouse gas emissions of at least 20% below 1990 levels 20% of EU energy consump…

「はたらくこと」について

一世代昔の人たちと違って今は正社員と派遣社員が入り混じって仕事をしている職場が多い中で、不公平・不平等感が強く現われることによっていろいろな弊害が出て来ていると実感しています。元々、「完全な平等」というものはありませんが、雇用形態が違う事…

マグネシウム文明論(矢部孝 著)

現在の発電技術(太陽光・水素・リチウムイオン電池など)では普及に問題があるとして、マグネシウムをエネルギー源の中心におく「マグネシウム循環社会」 が提唱されています。海水から淡水を取り出して利用し、残ったものに太陽光からつくったレーザーを当…

核融合炉(nuclear fusion reactor)

現在”原子力ルネッサンス”と言われ、原子力発電所の新規建設予定が中国・インドを始めとする各国で盛んに計画されていますが、その次のエネルギー源として期待されている「核融合」の実験炉(ITER)がフランスのカダラッシュ(Cadarashe)に建設されています…

ヨーロッパ−電力供給網の未来

現在ヨーロッパではエネルギ供給元の多様化を進めており、その中でドイツ企業が主になって推し進めているDesertec(Desert(砂漠)+Technology(技術) Desertec - Wikipedia)がSwiss infoで紹介されていました(砂漠の太陽をヨーロッパに? - SWI swissinf…

脳と気持ちの整理術(築山節著)

「人に任せられる」というのは脳にとって重要であることで、またその任せられた人にとっても重要なものだと思いました。 入力だけでなく出力することで脳に再入力でき、情報が記憶しやすくなるのだと。 目次を読み返すだけでいろいろと有益な情報がぎっしり…