2008-01-01から1年間の記事一覧

知的生活の方法(渡部昇一著)

(1)感想 知的生活なる言葉を聞き、気になって読んでみました。1976年が初版なのですがほとんどの内容が今読んでも色あせない内容で非常に良い本でした。今まで「本」を読むことはほとんどなかったのですが、「先人の知恵」を借りようと思い立ってここ2年ぐ…

SUBARUのWRC撤退

非常にショッキングなニュースが飛び込んできました、SUBARUがWRCから撤退するという。世界的な金融危機の影響を受けての決断とのことですがSUBARUファンとしては非常に残念です。少ない車種しかありませんがマニアックなユーザを虜にして離さない特殊なメー…

インテリジェンス武器なき戦争(手嶋龍一+佐藤優著)

(1)感想 今まであまり聞くことのない世界の話が沢山書かれており、探偵小説を読む様に一気に読みました。情報(インフォメーション)と情報(インテリジェンス)は全く別物で後者が国の未来を左右する、日本はインテリジェンスの潜在能力は高いのだからそれ…

一冊の手帳で夢は必ずかなう(熊谷正寿著)

(1)感想 夢を実現する為の手帳の使い方について細かく書かれており「夢を書いて身に染込ませる」という考え方にすごく同感しました。未来年表の作り方も書いてあり早速作ってみようと思います。近い目標については今まで設定してやってきましたが、長期の目…

「話し方」の品格*「品のいい人になれる10か条(福田健著)

(1)感想 どうも最近、人と話してもしっくりこないと感じていて、何かのヒントになればと思い読んでみました。「品のいい」を中心テーマに誰でも気をつければ相手に不快感を与えず、いい会話ができるコツが書かれています。基本的には相手のことを考え・慮り…

超・格差社会アメリカの真実(小林由美著)

(1)感想 今、世界を混乱の渦に巻き込んでいるアメリカの内側を確認しようと思い、再読してみました。アメリカという国は「自由」と「平等」が満ち溢れており、テレビドラマに出てくるビバリーヒルズの様な楽しげなイメージがあったのですがそのイメージで読…

お金は銀行に預けるな(勝間和代著)

(1)感想 以前に読んだ書籍ですが、読み返してみました。投資の内容としては他の書籍とあまり変わらず投資を始める方に進める書籍のうちの一冊といったもの(他にいろんな内容の書籍を読む必要もあると思います)です。一方、住宅購入等のライフプランの事も…

TOEIC(2008)

3年ぶりにTOEICを受け、自己最高の740点を獲得しました。今まで600点台で頭打ちだったのですが、ようやく壁を越えたようです。TOEICのホームページではBランクになり、以下の能力があるとされているようです。 どんな状況でも適切なコミュニケーションができ…

オバマ政権の財務長官にガイトナー・ニューヨーク連銀総裁

今日、オバマ次期大統領が財務長官にガイトナー・ニューヨーク連銀総裁を指名しました。金融問題に精通しており最も有力視されていた同氏が指名されたことで今日のDowは15:00ぐらいから急激に上昇しました。 金融信用がまだまだ回復しておらず問題は山積みだ…

太陽光発電(日本企業シェア)

日本にはシャープ、三洋電機、京セラ、三菱電機等が世界市場で圧倒的な存在感を持っていましたが、近年外国企業に追い上げられているようです。2006年まで生産量世界一を守っていたシャープがQセルズ(ドイツ)に抜かれ、3位にはサンテック(中国)が…

よい聞き手になるための10のポイント

会話の中では聞き方によってもその会話の品質が左右されますが、今まで「聞き方」について学んだことはなく、我流で実践していたのは ①笑顔(会話の内容にも拠りますが) ②目を見る ③一生懸命聞く、ぐらいでした。 ある雑誌で10のポイントが書かれていたの…

Developing Renewables (IEA)

国際エネルギー機関 (IEA:International Energy Agency)から”Deploying Renewables”という報告書が 出ています。(http://www.iea.org/Textbase/press/pressdetail.asp?PRESS_REL_ID=271) その中で、「CO2排出量を減らす為には全発電量の50%を再生可能エネル…

ニューノーマル−リスク社会の勝者の法則−(ロジャーマクナミー著)

(1)感想 今までの時代とこれからの時代を比較して、これからは個人の時代なので行動を起こす人には多くのチャンスがある、政府のセーフティネットが縮小されることを憂うのではなく自分で考え行動をしていこうという内容で共感する内容でした(現在自分を置…

アメリカ大統領選

バラク・オバマ次期大統領が決りました。ベトナム戦争英雄のジョン・マケイン候補には始めから勝機がなかったように見えます。先ずは高齢というハンディキャップ。そして経済には明るくないと公言して発生したサブプライム問題。最後には支持率アップを見込…

中国の時代(ジムロジャース著)

①感想 21世紀は中国の時代だ!という強いメッセージが込められた本。エネルギー・輸送・観光・農業・保健・教育・住宅等の多岐分野に渡り、具体的な企業名を挙げて紹介されています。どの分野でも今後大きな成長が期待されそうです。今後の動きを見ながら投…

潮力発電(イギリス)

今、イギリスで潮力発電に注目が集っているようです。海に囲まれた国ですし、周りの海流も比較的速い様で、潮力発電をするには向いているのでしょう。潮力発電には扇風機の様なものを海底に設置して発電するものや蛇の様な装置を海面に浮かべて発電するもの…

イラン 世界の火薬庫(宮田律著)

①感想 ほとんど内情が伝わってこないイスラム教(シーア派)で統治されている国が知りたくて読んでみました。同じ中東地域のイラク・サウジアラビア等とは民族的に異なり(アラブ民族とペルシャ民族)、同じイスラム教でも互いを異端視しあう複雑な状況を理…

サブプライム後の新資産運用(中原圭介著)

①感想 タイトルに引かれて読んでみました。当然の様に言われている「分散投資」「長期投資」について問題点を指摘して経済が縮小傾向にある場合の資産運用について一つの案を見せてもらいました。もうすでに長年拡大を続けてきた経済は停滞・縮小に向かって…

強権と不安の超大国・ロシア(廣瀬陽子著)

①感想 ソ連邦崩壊後から現在に至るまでの経緯などが書かれており、旧ソ連諸国へのロシアの強権統治が今なお強く影響を及ぼしていることが分かりました。「エネルギ」分野では欧州への天然ガス供給について強硬な態度を取っているのは知っていましたが、旧ソ…

3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術(マーク富岡著)

①感想 交渉事が苦手なので何かのヒントになればと読んでみました。この本を読むまでは以前仕事をした外国人の高圧的な態度が交渉術と信じており、自分もそれをしないといけないのか。。無理だな。。と思っていました。しかし、読んでみるとそのような高圧的…

これが中国人だ!(佐久協著)

①感想 今や中国抜きでは世界経済を語れませんが、同じアジアの国なのに歴史もろくに知らないことから本書を手に取りました。春秋〜現代までをサラッと書いていて大まかな歴史が把握でき、入門書にはいいのかなと思います。 中国人の考え方についても書かれて…

外資のオキテ(トム・マーカート著)

①感想 各オキテが簡潔に纏められていて簡単に読めました。イメージしていた通り、日本企業のオキテより厳しいと感じる部分もありましたが共通する内容も多かったです。②キーワード ・プレゼン プレゼンに大切な事項をあげておく。 ◇準備に充分な時間をかける…

世界一身近な世界経済入門(門倉貴史著)

①感想 身近な物から世界経済を見た書。 内容的には既知のものが多かったですが、データを見ながら再認識できました。 ②キーワード ・新興国(BRICs、VISTA)の台頭 ・食糧難 ・成長と環境破壊

風力発電(アメリカ)

アメリカの中央部に150000〜200000基の風車を建設する一大プロジェクトが進行しているようで、もう既に700基がGEに発注されたようです。アメリカ中央部といえば世界的にも風が強い(強すぎる?)地域で有名ですが、電力の大消費地である東西沿岸都市までの長…

年金運用

2007年度の厚生年金・国民年金の運用結果が赤字になったとNHKで放送されていました。「サブプライムローンの影響が大きく影を落とした」との内容でしたが、ちょっと違うんじゃないかと思いました。たしかに影響があると考えますが運用成績が悪いことと年金を…

水力発電(ロシア)

水力発電での発電量は世界の全発電量の15%を(新エネルギは3%)賄っているようですが、ロシアには潜在発電容量がまだ多く残されており、RusHydroによれば建設中・計画中の発電容量は25GWに上るようです。但し、その地点の多くは極東側に位置し、ダム建…

太陽光発電(日本)

大阪府堺市にシャープの液晶パネル・太陽光発電パネル工場を建造中の様です。年間100万kWの生産能力を有するようです。 生産するパネルは従来の「結晶シリコン型」ではなくシリコンの使用量を1/100にできる「薄膜シリコン型」を生産するようで、今…

9時までの「超」仕事術(見田村元宣著)

①感想 人生を充実して送る為に早起きが有効な手段となる。私も早起きを実践してますが、腑に落ちる内容でいいカンフル剤になりました。②キーワード ・9時までに自分1人でできる仕事はすべて片付けてしまう。 ・仕事はあくまでも、人生の目的を達成するため…

部下を動かす教え方(松尾昭仁著)

①感想 人に物事を教えることは難しいと実感していたので、本書を手に取りました。書いてあることは特に真新しいものがないものの、指導することで悩んだ時に読み返したいいい本だと思います。また、今までまともな指導を受けて来なかったと再確認し、自分は…

新エネルギ

原油価格が上昇していて代替エネルギの必要性が高まってきていますが、どのエネルギが最も有力候補なのでしょうか?先ず大きく分けて「既存エネルギの拡大利用」と「新エネルギ開発」になりますが、「新エネルギ開発」には時間が必要で(もちろんお金も)、…