太陽光発電(日本企業シェア)

日本にはシャープ、三洋電機、京セラ、三菱電機等が世界市場で圧倒的な存在感を持っていましたが、近年外国企業に追い上げられているようです。2006年まで生産量世界一を守っていたシャープがQセルズ(ドイツ)に抜かれ、3位にはサンテック(中国)が追い上げてきています。
太陽光発電設備の製造にはその型式(シリコン結晶型、薄膜型等)に拠らず、大きく分けて3種類の生産工程(セルの製造・モジュール化・制御装置の組込み)がありますが、その3工程の分業化が進んでいるというのが世界の流れのようです。(ちなみに日本メーカは3工程とも自社で実施する統合型、外国で主流なのは一部を手がける分業型)。パソコン・薄型テレビと同じ様にファブレス(工場なし)で生産しコストを下げる外国メーカ勢と如何に戦うのか、今後の動きから目が離せません。