2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

隠れた人材価値(チャールズ・オライリー、ジェフリー・フェファー著)

(1)感想 本当の意味で「社員を資産」と考え、「社員を大事」にしている企業がどのような取り組みをしているかの実例を挙げ、分析している書です。 平凡な社員のやる気を引き出し、最大限の成果を得る為に本当に必要なことは決して難しい経営理論等ではな…

佐藤可士和の超整理術(佐藤可士和著)

(1)感想 初め整理術と聞いて空間的な(デスクの上など)整理だと思っていましたが、それだけでなく更に情報・思考の整理にまで拡がっていました。 よく物を失くしてしまっていたので空間の整理については必要性をものすごく感じており、取り組んでいまし…

組織戦略の考え方−企業経営の健全性のために(沼上幹著)

(1)感想 日本型組織の良い点をあげ、それを邪魔する数々の問題を取り上げてその対処法が書かれていました。自分自身の一部言動・行動が「厄介者」「野党的な論評者」「フリーライダー」になっていると感じ、それを前向きな方向に変えたいと強く感じました…

失敗の本質−日本軍の組織論的研究(戸部良一著)

(1)感想 太平洋戦争における日本軍の行動を研究することによって、失敗の教訓を導き出している良書。日本軍が他国軍との比較において犯した失敗の数々の原因を見ていくとまさに今、働いている会社の組織そのものだと気付き、おかしいと共に背筋が寒くなる…

各国の失業率

最新のEconomistのEconomic and Financial indicatorsによれば、 America:10.2%(1983.4月以来の2桁台) Australia:5.8%(先進国で最も早く利上げを実施したのに失業率は悪化している)失業率の改善が至近の重要な課題だと思います。

小さいことばを歌う場所(糸井重里著)

(1)感想 ほぼ日での中島みゆきさんとの対談で中島さんが絶賛していたので読んでみました。温かくも本質をついた何度も読み直したい「ことば」が沢山収められており、「ことば」の力を強く感じました。こんな「ことば」を綴りたいと思いました。

なぜマネジメントが壁に突き当たるのか?(田坂広志著)

(1)感想 心の姿勢について多く語られていました。現在の自分と照らし合わせてまだまだだな。もっと真剣に、ひたむきに、と思わずにはいられません。新たな世代へ知識を伝える為に言葉・文字を用いる事はもちろん大事であると思いますが、その先のもの、例…

人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか?(水野和夫著)

(1)感想 今までイメージしていた「グローバル経済」とは違うものをみせてもらいました。今までの時代とは違う新しい時代に入ったことを感じました、まさに「世界はひとつ」だと。 今ではインターネットで世界中の情報が手に入りますので、テレビはほとん…

死について考える

最近、仕事で大変お世話になられた方が亡くなられました。心よりお悔やみ申し上げます。その方は別の会社であったのですが、かなり年上であり、また非常にできる方であるのにも関わらず非常に気さくに接して頂き、生き方の手本になる方でした。亡くなられる…