2010-01-01から1年間の記事一覧

創造力(西堀栄三郎著)

日頃、自分が悩み、考えていたこと、自分の考える方向性と著者の考え方がほぼ一致することに非常に驚きました。 世の中はゼネラリストよりもスペシャリストを望む方向性が強いですが、自分自身の経験からはスペシャリストも大事ではあるが、それだけでは上手…

凍った地球 スノーボールアースと生命進化の物語(田近英一著)

地球は過去に「スノーボールアース(Snowball Earth)」と言われる全球凍結状態にあったという仮説について検証結果を紹介しているもの。 詳しい内容はSnowball earthやWikipediaに書かれています。 SNOWBALL EARTH スノーボールアース - Wikipedia 驚いたの…

国をつくるという仕事(西水美恵子著)

この本を読んで感動が溢れ出て目頭が熱くなりました。 世界の貧困と戦う西水氏の一貫して自分の信念を突き通した生き様(「思い」)が書き綴られていました。書籍全体すばらしい内容でしたが、特に心に留まった言葉は 頭とハートがつながっている です。この…

実践!多読術(成毛眞)

成毛眞氏(成毛眞ブログ)は書店に多く平積みされている安易なハウツー本、入門本などを読むことについて警鐘を鳴らしています。 歴史書などの良質のノンフィクションを読むことで 夢見る力を養い、その気概を持ち、それを実現するための戦略を練る。 が、培…

情報が画一的な日本という国

2010.9.10にアップした「危険不可視社会」に対するコメントでも書きましたが、「安全」だけではなくすべての情報・モノに対する世間(日本国内)の見方や反応に最近違和感を感じています。 先ずは極論を好む風潮です。モノゴトに対して、”白か黒か”、”1か0…

危険不可視社会(畑村洋太郎著)

日頃感じている「安全」に対する世間の見方や対応に居心地の悪さを感じていたのですが、この本を読んでその居心地の悪さの原因が理解できた様な気がします。 「安全」に絶対はなく、可能な限り「安全」な環境を作り出していくと言う本来の考え方が影を潜め、…

「スタートダッシュ型」の働き方

いつも締め切りに追われて仕事をしていますが、そんな中で意識しておく必要がある考え方が紹介されていました(Life is beautiful: 「時間に余裕があるときにこそ全力疾走で仕事し,締め切りが近づいたら流す」という働き方)。 周りの人全員がこの様に仕事…

水力発電システム事業の統合

7/5に日立製作所、三菱電機、三菱重工業の3社が水力発電システム事業の統合に向けて合意したと発表されました。(http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2010/0705.pdf)経済産業省の「産業構造ビジョン2010(産業構造審議会産業競争力部会 - 概要(METI…

ヨーロッパの温暖化対策(EU climate and energy package 20-20-20)

温暖化対策としてEUが掲げているスローガンに「20-20-20」というものがあります。 (http://ec.europa.eu/environment/climat/climate_action.htm) A reduction in EU greenhouse gas emissions of at least 20% below 1990 levels 20% of EU energy consump…

「はたらくこと」について

一世代昔の人たちと違って今は正社員と派遣社員が入り混じって仕事をしている職場が多い中で、不公平・不平等感が強く現われることによっていろいろな弊害が出て来ていると実感しています。元々、「完全な平等」というものはありませんが、雇用形態が違う事…

マグネシウム文明論(矢部孝 著)

現在の発電技術(太陽光・水素・リチウムイオン電池など)では普及に問題があるとして、マグネシウムをエネルギー源の中心におく「マグネシウム循環社会」 が提唱されています。海水から淡水を取り出して利用し、残ったものに太陽光からつくったレーザーを当…

核融合炉(nuclear fusion reactor)

現在”原子力ルネッサンス”と言われ、原子力発電所の新規建設予定が中国・インドを始めとする各国で盛んに計画されていますが、その次のエネルギー源として期待されている「核融合」の実験炉(ITER)がフランスのカダラッシュ(Cadarashe)に建設されています…

ヨーロッパ−電力供給網の未来

現在ヨーロッパではエネルギ供給元の多様化を進めており、その中でドイツ企業が主になって推し進めているDesertec(Desert(砂漠)+Technology(技術) Desertec - Wikipedia)がSwiss infoで紹介されていました(砂漠の太陽をヨーロッパに? - SWI swissinf…

脳と気持ちの整理術(築山節著)

「人に任せられる」というのは脳にとって重要であることで、またその任せられた人にとっても重要なものだと思いました。 入力だけでなく出力することで脳に再入力でき、情報が記憶しやすくなるのだと。 目次を読み返すだけでいろいろと有益な情報がぎっしり…

大学の費用

経済危機の影響が、アメリカの大学生達を苦しめているとの記事がありました(Degrees of pain - University fees)。 授業料値上げと州政府交付金削減への大規模な反対デモが3.4に実施された様です。 Forsight(2009.12月号「米エリート大学がかぶった経済危…

昇進者の心得(Harvard Business review)

(1)感想 昇進した人が陥りやすい問題行動を挙げ、それぞれの行動についての真実が書かれていました。 先日NHKで北欧の仕事のやり方としてIKEAが紹介されていましたが(http://www.nhk.or.jp/kaisha/archives/100214/index.html)、そこで紹介されていたこ…

自動車のリサイクルへの取組み(アメリカ)

リサイクルの基本的な考え方は3R、つまり −−− Reduce:減らす Reuse:再び使う Recycle:再資源化 −−− ですが、自動車に関するアメリカ(Argonne National Laboratory)での取組みについて(http://www.cleanskies.com/videos/automobile-recycling)で紹介…

女性の力はどんどん増してきている

Ecomonistの「Female power - Women in the workforce」という記事で、アメリカの労働者に占める女性の割合が約半分の49.9%になった様です。この不況で主に失業した業種の男性比率が高かったことも一助になっていると思いますが、これから女性が如何に活躍で…

英語の目標

2010年の目標にも挙げた「TOEIC860点(Aランク)」というのは海外でも仕事(エンジニア)ができる様にと考えての1次目標と考えています。 ただ、、「仕事で必要」とされるレベルは実感として渡辺千賀さんの 海外での仕事に必要な英語のレベル | On Off and …

2010年の目標(学び)

昨年までに今後10年ぐらいのスパンで見た現状最適と考えられる環境を整える事ができましたので、今年は以下目標に向かって邁進したいと思います。−−− a. TOEIC860点(Aランク) b. 技術士合格 c. 第二種電気主任技術者 −−−a.は2009年からの宿題、b.、c.は今…