環境

風の谷のナウシカ

「風の谷のナウシカ」は一番好きな物語です。それはこの物語全体に大きな「慈愛」が満ちているから。 国同士や、人と蟲との戦いは相手を傷つけ、新たな憎悪の感情を生み出す。相手に与えた憎悪が増幅されて、自分達に返って来る。「国を滅ぼされた」、「家族…

凍った地球 スノーボールアースと生命進化の物語(田近英一著)

地球は過去に「スノーボールアース(Snowball Earth)」と言われる全球凍結状態にあったという仮説について検証結果を紹介しているもの。 詳しい内容はSnowball earthやWikipediaに書かれています。 SNOWBALL EARTH スノーボールアース - Wikipedia 驚いたの…

ヨーロッパの温暖化対策(EU climate and energy package 20-20-20)

温暖化対策としてEUが掲げているスローガンに「20-20-20」というものがあります。 (http://ec.europa.eu/environment/climat/climate_action.htm) A reduction in EU greenhouse gas emissions of at least 20% below 1990 levels 20% of EU energy consump…

自動車のリサイクルへの取組み(アメリカ)

リサイクルの基本的な考え方は3R、つまり −−− Reduce:減らす Reuse:再び使う Recycle:再資源化 −−− ですが、自動車に関するアメリカ(Argonne National Laboratory)での取組みについて(http://www.cleanskies.com/videos/automobile-recycling)で紹介…

2009年のCO2排出量予測

International Energy Agency (IEA)によると2009年のC02排出量が2%減少する見通しとのこと。今回のrecessionが大きく寄与しているようです。 再生可能エネルギの開発・普及や既存エネルギの効率向上も将来に向けて大事な事だと思いますが、節約だけでも効果…

Agenda at the G8 summit

少し前の話題になりますがL'Aquila(ライクラ)で開催されたG8で各国の温室効果ガスの削減目標が発表されました。 G8として「2050年までに温室効果ガスの排出量を50%削減する」としていますが、新興国(中国、インド、ブラジル)の反応は冷ややかな様です。…

グリーン革命(トーマス・フリードマン著)

(1)感想 トーマス・フリードマンの新書が和訳で読める様になったので早速読んでみました。温暖化・フラット化・人口過密化という流れにおいて世界(特にアメリカ)がどの方向を向いて進んで行くかを様々な引用を用いて提言しており、前作の「フラット化する…

Mexico Cityで給水制限

雨が少ないこと、また給水ラインからの漏水(50%以上!)が原因で給水が制限され市民の1/4(約500万人)に影響が出た様です。 給水設備の不備は早急に復旧する必要があると思いますが、メキシコでは雨が減っているようです。 地球温暖化が進むにつれて元々雨…