エネルギ

2012の目標

昨年は公私ともに大きな動きがありました。昨年感じたことは、やはりツールとして語学は非常に大事だという事。 今年の目標は語学(英語)に集中します。−−− TOEIC860点 −−−世界の情勢は欧州で不安定な状態が続いており、まだ出口は見えないようです。 また…

CO2排出量とエネルギー消費量 (Google - public data explore)

Google Labが提供している”Public data explore”に 世界銀行、世界開発指標という項目があります。http://www.google.co.jp/publicdata/directoryそこには「1人あたりのCO2排出量」や「1人あたりのエネルギー消費量」など 目を通しておきたい情報が分かりや…

原子力発電産業のこれから

FUKUSHIMAの影響で世界中の国の原子力政策に大きな動きが出ています。現在、世界中で運転している原子力発電所(443台)は今後どの方向に向かっていくのでしょうか? 世界の原子力発電所地図 : BBC News - Nuclear power mapped 1.EUでは「原子力発電」を敬…

原子力ルネッサンスの見直し

この大震災の影響を受けられた方に心からお見舞い申し上げます。3月11日 忘れられない日になりました。 地震、津波の被害だけでも甚大であるのに それに原子力発電所の事故。放射能という目に見えない恐怖に怯えて過ごす日々。原子力発電所の稼働年数を延長…

2011年の目標(学び)

昨年は自分なりにいろいろと挑戦ができ、実りのあった年になりました。 年始に掲げた目標は残念ながらほとんど達成できませんでしたが、今年こそは達成するので、あえて同じ目標を掲げたいと思います。−−−a. TOEIC860点(Aランク)b. 技術士合格c. 第二種電…

水力発電システム事業の統合

7/5に日立製作所、三菱電機、三菱重工業の3社が水力発電システム事業の統合に向けて合意したと発表されました。(http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2010/0705.pdf)経済産業省の「産業構造ビジョン2010(産業構造審議会産業競争力部会 - 概要(METI…

ヨーロッパの温暖化対策(EU climate and energy package 20-20-20)

温暖化対策としてEUが掲げているスローガンに「20-20-20」というものがあります。 (http://ec.europa.eu/environment/climat/climate_action.htm) A reduction in EU greenhouse gas emissions of at least 20% below 1990 levels 20% of EU energy consump…

マグネシウム文明論(矢部孝 著)

現在の発電技術(太陽光・水素・リチウムイオン電池など)では普及に問題があるとして、マグネシウムをエネルギー源の中心におく「マグネシウム循環社会」 が提唱されています。海水から淡水を取り出して利用し、残ったものに太陽光からつくったレーザーを当…

核融合炉(nuclear fusion reactor)

現在”原子力ルネッサンス”と言われ、原子力発電所の新規建設予定が中国・インドを始めとする各国で盛んに計画されていますが、その次のエネルギー源として期待されている「核融合」の実験炉(ITER)がフランスのカダラッシュ(Cadarashe)に建設されています…

ヨーロッパ−電力供給網の未来

現在ヨーロッパではエネルギ供給元の多様化を進めており、その中でドイツ企業が主になって推し進めているDesertec(Desert(砂漠)+Technology(技術) Desertec - Wikipedia)がSwiss infoで紹介されていました(砂漠の太陽をヨーロッパに? - SWI swissinf…

これからの原子力発電(Nuclear's next generation)

The Economist(Dec.12-18.2009)の特集記事(Technology Quarterly)に新しい原子力発電方式についての記事がありました。 Argonne研究所のTop page(News)にもリンクが貼られてありましたので、少し書きますと−−−−−−−−−−−−−−−− 1.既存のPWRに代わる第4世代"g…

2009年のCO2排出量予測

International Energy Agency (IEA)によると2009年のC02排出量が2%減少する見通しとのこと。今回のrecessionが大きく寄与しているようです。 再生可能エネルギの開発・普及や既存エネルギの効率向上も将来に向けて大事な事だと思いますが、節約だけでも効果…

「エコポイント」「エコカー減税」ってなに???

最近良く「エコポイント」「エコカー減税」という言葉を聞くので、少し調べてみました。また、対象になる製品がCO2排出量の全体に対してどの程度占めるのか全国地球温暖化防止活動推進センター(環境庁)のデータ(http://www.jccca.org/content/blogsection…

Agenda at the G8 summit

少し前の話題になりますがL'Aquila(ライクラ)で開催されたG8で各国の温室効果ガスの削減目標が発表されました。 G8として「2050年までに温室効果ガスの排出量を50%削減する」としていますが、新興国(中国、インド、ブラジル)の反応は冷ややかな様です。…

次世代vehicle

次世代vehicleについてはいろいろと研究開発が進められていますが、最終的には電気駆動がメインでガソリンが補助を担うハイブリッド(plug-in hybrid)か電気自動車(electric)が共存する様になるのではないでしょうか。水素(Hydrogen)については一時期か…

日本の天然資源(Natural Resources)

日本にはどのような天然資源があるとされているのか気になってCIAのWorld Factbookを見てみました。そこには「negligible mineral resources, fish」と書かれていました(noneでないだけまだ良かったですが。。。)。 天然資源がない分、「人(Human)」とい…

グリーン革命(トーマス・フリードマン著)

(1)感想 トーマス・フリードマンの新書が和訳で読める様になったので早速読んでみました。温暖化・フラット化・人口過密化という流れにおいて世界(特にアメリカ)がどの方向を向いて進んで行くかを様々な引用を用いて提言しており、前作の「フラット化する…

次世代エネルギ供給網(Smart Grid)

先日のNHKでグリーンニューディール政策の特集が組まれており、その中で次世代エネルギ供給網への取組みが紹介されていました。 取組みとしては大きく2つに分けられます。−−−−−−−−−−− ・Super Grid(従来型送電網-遠距離)の整備 ・Smart Grid(次世代型電…

AIG(アメリカ)

AIGが公的資金(taxpayer's money)の注入を受けているのにもかかわらず、法外なボーナスを支払ったことが大きなニュースになっています。これについてオバマ大統領は不満を隠さず、またガイトナー財務長官はそのボーナス分を次の公的資金額から減じると言って…

Green New Deal(アメリカ⇒全世界)

世界同時不況の発端であるアメリカが景気浮揚策として提唱しているのがGreen New Deal(以下GND)です。GNDは以下の大きな柱が2つ有り、言わば「一石二鳥」を狙った大胆な政策となっています。(1)再生可能エネルギ(renewable energy)を使用した発電方式の…

天然ガス供給停止(EU-ロシア)

もうすでに大々的に報道されていますが、ウクライナ経由EU諸国向けの天然ガス供給が止まっている様です。話し合いは少し進展しているようですが記録的な寒波が襲っている今冬だけに一刻も早い解決が望まれます。 ロシア(Gazprom)は2008.3月にも同じ様な供…

石炭火力発電(coal-fired)

The World in 2009(http://www.economist.com/theworldin/)では2009のエネルギ需要予測として石油需要は伸び悩むが石炭需要は安価(cheapness)で豊富(abundance)なので伸び続けるだろうとしてます(2大生産/消費国はアメリカと中国)。特にアメリカではガス…

太陽光発電(日本企業シェア)

日本にはシャープ、三洋電機、京セラ、三菱電機等が世界市場で圧倒的な存在感を持っていましたが、近年外国企業に追い上げられているようです。2006年まで生産量世界一を守っていたシャープがQセルズ(ドイツ)に抜かれ、3位にはサンテック(中国)が…

Developing Renewables (IEA)

国際エネルギー機関 (IEA:International Energy Agency)から”Deploying Renewables”という報告書が 出ています。(http://www.iea.org/Textbase/press/pressdetail.asp?PRESS_REL_ID=271) その中で、「CO2排出量を減らす為には全発電量の50%を再生可能エネル…

潮力発電(イギリス)

今、イギリスで潮力発電に注目が集っているようです。海に囲まれた国ですし、周りの海流も比較的速い様で、潮力発電をするには向いているのでしょう。潮力発電には扇風機の様なものを海底に設置して発電するものや蛇の様な装置を海面に浮かべて発電するもの…

風力発電(アメリカ)

アメリカの中央部に150000〜200000基の風車を建設する一大プロジェクトが進行しているようで、もう既に700基がGEに発注されたようです。アメリカ中央部といえば世界的にも風が強い(強すぎる?)地域で有名ですが、電力の大消費地である東西沿岸都市までの長…

水力発電(ロシア)

水力発電での発電量は世界の全発電量の15%を(新エネルギは3%)賄っているようですが、ロシアには潜在発電容量がまだ多く残されており、RusHydroによれば建設中・計画中の発電容量は25GWに上るようです。但し、その地点の多くは極東側に位置し、ダム建…

太陽光発電(日本)

大阪府堺市にシャープの液晶パネル・太陽光発電パネル工場を建造中の様です。年間100万kWの生産能力を有するようです。 生産するパネルは従来の「結晶シリコン型」ではなくシリコンの使用量を1/100にできる「薄膜シリコン型」を生産するようで、今…

新エネルギ

原油価格が上昇していて代替エネルギの必要性が高まってきていますが、どのエネルギが最も有力候補なのでしょうか?先ず大きく分けて「既存エネルギの拡大利用」と「新エネルギ開発」になりますが、「新エネルギ開発」には時間が必要で(もちろんお金も)、…