アメリカ

大学の費用

経済危機の影響が、アメリカの大学生達を苦しめているとの記事がありました(Degrees of pain - University fees)。 授業料値上げと州政府交付金削減への大規模な反対デモが3.4に実施された様です。 Forsight(2009.12月号「米エリート大学がかぶった経済危…

失業率9.4%(アメリカ)

6月の失業率が予想に反し5月の失業率(9.5%)から9.4%に改善されました。オバマ大統領は以下のコメントを発表し、「最悪期は過ぎた」という雰囲気が市場に拡がった様です。 the worst [of the recession] may be behind us. [But] we have a lot further t…

不ぞろいの失業率(アメリカ)

アメリカの失業率が上昇していますが、その失業率は性別・人種・学歴(≒職業)によって大きく異なる様です。 低学歴で建設業等に従事している人の失業率が高い一方、高学歴でManagementやProfessional等に従事している人の失業率は高くありません。 また、従…

失業率8.9%(アメリカ)

4月の失業率が先月(8.5%)より悪化して8.9%になった様です。 しかしながら、失業率悪化のスピードは緩やかになっており、回復の兆しが見えるというのが大方の見方の様です。 失業率が悪化しているという悪材料にも関わらず、株式市場は強い回復傾…

Chrysler連邦破産法11条(Chapter 11 )適用

とうとうビッグスリーの一角が倒れました。 オバマ大統領は President Obama said the "necessary steps" had been taken to give Chrysler "a new lease of life". He added that he had "every hope" that Chrysler will become "stronger and more compet…

失業率8.5%(アメリカ、EU)

2009年3月のアメリカの失業率(Unemployment Rate)が8.5%に上昇した様です。 EU諸国(16カ国)の失業率も奇しくも同じ8.5%に上昇したとのこと。アメリカ・EUともに、まだ失業率は悪化する予想とのことですが、経済対策に対して各国の足並みが揃っていない為…

次世代エネルギ供給網(Smart Grid)

先日のNHKでグリーンニューディール政策の特集が組まれており、その中で次世代エネルギ供給網への取組みが紹介されていました。 取組みとしては大きく2つに分けられます。−−−−−−−−−−− ・Super Grid(従来型送電網-遠距離)の整備 ・Smart Grid(次世代型電…

Green New Deal(アメリカ⇒全世界)

世界同時不況の発端であるアメリカが景気浮揚策として提唱しているのがGreen New Deal(以下GND)です。GNDは以下の大きな柱が2つ有り、言わば「一石二鳥」を狙った大胆な政策となっています。(1)再生可能エネルギ(renewable energy)を使用した発電方式の…

失業率8.1%(アメリカ)

2009年1月のアメリカの失業率(US jobless rate)が発表されました。 (以下グラフ・記事はBBCより)1992年以来の高水準となっており、未だ歯止めがかからない様です。 2月にも大規模なリストラ(job cuts)があるようですので、2月の失業率はまだ悪化するの…

石炭火力発電(coal-fired)

The World in 2009(http://www.economist.com/theworldin/)では2009のエネルギ需要予測として石油需要は伸び悩むが石炭需要は安価(cheapness)で豊富(abundance)なので伸び続けるだろうとしてます(2大生産/消費国はアメリカと中国)。特にアメリカではガス…

超・格差社会アメリカの真実(小林由美著)

(1)感想 今、世界を混乱の渦に巻き込んでいるアメリカの内側を確認しようと思い、再読してみました。アメリカという国は「自由」と「平等」が満ち溢れており、テレビドラマに出てくるビバリーヒルズの様な楽しげなイメージがあったのですがそのイメージで読…

オバマ政権の財務長官にガイトナー・ニューヨーク連銀総裁

今日、オバマ次期大統領が財務長官にガイトナー・ニューヨーク連銀総裁を指名しました。金融問題に精通しており最も有力視されていた同氏が指名されたことで今日のDowは15:00ぐらいから急激に上昇しました。 金融信用がまだまだ回復しておらず問題は山積みだ…

アメリカ大統領選

バラク・オバマ次期大統領が決りました。ベトナム戦争英雄のジョン・マケイン候補には始めから勝機がなかったように見えます。先ずは高齢というハンディキャップ。そして経済には明るくないと公言して発生したサブプライム問題。最後には支持率アップを見込…

風力発電(アメリカ)

アメリカの中央部に150000〜200000基の風車を建設する一大プロジェクトが進行しているようで、もう既に700基がGEに発注されたようです。アメリカ中央部といえば世界的にも風が強い(強すぎる?)地域で有名ですが、電力の大消費地である東西沿岸都市までの長…