読書

ヤバい経済学(スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー 著)

(1)感想 経済学というものについて考え方がガラッと変わりました。世の中の様々なことを対象に考察しており、非常に読み応えがありました。 まず、人はいろいろな「インセンティブ」を元に行動を決定づけていること。それが道徳的にどうかということは多…

思考のボトルネックを解除しよう!(石川和幸著)

(1)感想 限度を決めてしまっている「ボトルネック」に焦点を合わせ、それらを如何に取り除いて いくか具体的な方法を交えて書かれていました。書かれている事すべて役に立ちそうですが、なかなかできることではないことが多く、ひとつずつトライしてみた…

日本語が亡びるとき(水村美苗著)

(1)感想 梅田望夫氏のレビューを見て読んでみました。 本書の評価には賛否両論いろいろあると思いますが、 私としては賛成できる内容でした。日常は全く意識しませんが、日本語は多様な書き言葉(漢字、カタカナ、平仮名)を用いて、表現したい内容に合わ…

「脳にいいこと」だけをやりなさい!(マーシー・シャイモフ著)

(1)感想 最近、「脳」に関する書籍が多く出ていますが、茂木健一郎氏が訳していることから読んでみました。 スピリチュアルな内容と科学的な見解が併せ書かれており面白く、今からスグに「ものの捉え方」を変えなきゃいけないなと思いました。 あとアミノ…

考え、書き、話す「3つの魔法」(野口吉昭著)

(1)感想 考え方、書き方、話し方について具体例を出しながら効果的な方法が説明されていました。「2」でも「4」でもなく、「3」が良いという事は実体験からも効果的であると思いますので、それをいろいろな方面に利用しない手はないと思いました。(2…

抜擢される人の人脈力(岡島悦子著)

(1)感想 自分を如何にブランディングして積極的にチャンスを獲りに行くことの考え方が書かれていました。 「ギブ&ギブ」(=先ずはテイクを考えず、貢献し続ける)や「実力=能力×実績×意欲」という考え方は今までの私の経験から理解しやすく、今後心に…

グリーン革命(トーマス・フリードマン著)

(1)感想 トーマス・フリードマンの新書が和訳で読める様になったので早速読んでみました。温暖化・フラット化・人口過密化という流れにおいて世界(特にアメリカ)がどの方向を向いて進んで行くかを様々な引用を用いて提言しており、前作の「フラット化する…

会社に人生を預けるな(勝間和代著)

(1)感想 勝間さんの著書は良く読ませて頂くのですが、本書は身の回りのいろいろなリスク(見えているもの、見えていないものを含む)について感度を上げていきましょうという内容でした。今まで当たり前だと思われてきたこと(終身雇用、食の安全)がドンド…

するどい「質問力」!(谷原誠著)

(1)感想 質問のテクニックだけではなく、人間の行動心理も合わせて書かれており、分かりやすい内容でした。 自分の持っている知識は実際にはほんの少ししかなく、何かを知りたい場合はその道のプロに伺うのが一番確実で早い方法なのですが、上手く質問しない…

竹中式マトリックス勉強法(竹中平蔵著)

(1)感想 近視眼的に目標を設定してしまいがちですが、直近の目標とビッグピクチャでの目標の両方を設定することを薦めており示唆に富む内容でした。 特に「勉強したいことが見つかれば成功したも同然」というフレーズが特に印象に残りました。確かに目標が決…

ガラパゴス化する日本の製造業(宮崎智彦著)

(1)感想 ファブレス企業の台頭、水平分業などの世界的な製造体系の変化に伴い、日本企業が強かったエレクトロニクス分野がコモディティ化等による低価格競争により台湾を主とする企業群に主導権を渡した流れが分かりやすく書かれていました。 「デジタル」と…

間違いだらけの経済政策(榊原英資著)

(1)感想 日本の産業を取り巻く構造の変化等を踏まえ、今までの政策(経済理論)が理にかなっていないことを説明し、日本として今後どのようにすればいいかということが書かれていました。 特に資源対策(食糧、資源)については警戒感を持って対応すべきだと…

35歳までに必ずやるべきこと(重茂達著)

(1)感想 「能動的に生きる」・「プラス思考」・「最大限の努力をする」という強いメッセージが著者の経験談に基づきながら語られている内容で頻繁に読み返して心に刻み込みたいと思いました。失敗があるとどうしても消極的になったり、いつまでも後悔をする…

サンクコスト時間術(齋藤広達著)

(1)感想”時間は「今」と「未来」しかない”、だから前を向いてできる限りのことをしよう、現状をしっかり把握して間違いない方針を立てて(そのやり方がいろいろ記載されていました)邁進しようという内容でした。自分の考えを整理するのに役立ちました。なん…

知的生活の方法(渡部昇一著)

(1)感想 知的生活なる言葉を聞き、気になって読んでみました。1976年が初版なのですがほとんどの内容が今読んでも色あせない内容で非常に良い本でした。今まで「本」を読むことはほとんどなかったのですが、「先人の知恵」を借りようと思い立ってここ2年ぐ…

インテリジェンス武器なき戦争(手嶋龍一+佐藤優著)

(1)感想 今まであまり聞くことのない世界の話が沢山書かれており、探偵小説を読む様に一気に読みました。情報(インフォメーション)と情報(インテリジェンス)は全く別物で後者が国の未来を左右する、日本はインテリジェンスの潜在能力は高いのだからそれ…

一冊の手帳で夢は必ずかなう(熊谷正寿著)

(1)感想 夢を実現する為の手帳の使い方について細かく書かれており「夢を書いて身に染込ませる」という考え方にすごく同感しました。未来年表の作り方も書いてあり早速作ってみようと思います。近い目標については今まで設定してやってきましたが、長期の目…

「話し方」の品格*「品のいい人になれる10か条(福田健著)

(1)感想 どうも最近、人と話してもしっくりこないと感じていて、何かのヒントになればと思い読んでみました。「品のいい」を中心テーマに誰でも気をつければ相手に不快感を与えず、いい会話ができるコツが書かれています。基本的には相手のことを考え・慮り…

超・格差社会アメリカの真実(小林由美著)

(1)感想 今、世界を混乱の渦に巻き込んでいるアメリカの内側を確認しようと思い、再読してみました。アメリカという国は「自由」と「平等」が満ち溢れており、テレビドラマに出てくるビバリーヒルズの様な楽しげなイメージがあったのですがそのイメージで読…

お金は銀行に預けるな(勝間和代著)

(1)感想 以前に読んだ書籍ですが、読み返してみました。投資の内容としては他の書籍とあまり変わらず投資を始める方に進める書籍のうちの一冊といったもの(他にいろんな内容の書籍を読む必要もあると思います)です。一方、住宅購入等のライフプランの事も…

ニューノーマル−リスク社会の勝者の法則−(ロジャーマクナミー著)

(1)感想 今までの時代とこれからの時代を比較して、これからは個人の時代なので行動を起こす人には多くのチャンスがある、政府のセーフティネットが縮小されることを憂うのではなく自分で考え行動をしていこうという内容で共感する内容でした(現在自分を置…

中国の時代(ジムロジャース著)

①感想 21世紀は中国の時代だ!という強いメッセージが込められた本。エネルギー・輸送・観光・農業・保健・教育・住宅等の多岐分野に渡り、具体的な企業名を挙げて紹介されています。どの分野でも今後大きな成長が期待されそうです。今後の動きを見ながら投…

イラン 世界の火薬庫(宮田律著)

①感想 ほとんど内情が伝わってこないイスラム教(シーア派)で統治されている国が知りたくて読んでみました。同じ中東地域のイラク・サウジアラビア等とは民族的に異なり(アラブ民族とペルシャ民族)、同じイスラム教でも互いを異端視しあう複雑な状況を理…

サブプライム後の新資産運用(中原圭介著)

①感想 タイトルに引かれて読んでみました。当然の様に言われている「分散投資」「長期投資」について問題点を指摘して経済が縮小傾向にある場合の資産運用について一つの案を見せてもらいました。もうすでに長年拡大を続けてきた経済は停滞・縮小に向かって…

強権と不安の超大国・ロシア(廣瀬陽子著)

①感想 ソ連邦崩壊後から現在に至るまでの経緯などが書かれており、旧ソ連諸国へのロシアの強権統治が今なお強く影響を及ぼしていることが分かりました。「エネルギ」分野では欧州への天然ガス供給について強硬な態度を取っているのは知っていましたが、旧ソ…

3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術(マーク富岡著)

①感想 交渉事が苦手なので何かのヒントになればと読んでみました。この本を読むまでは以前仕事をした外国人の高圧的な態度が交渉術と信じており、自分もそれをしないといけないのか。。無理だな。。と思っていました。しかし、読んでみるとそのような高圧的…

これが中国人だ!(佐久協著)

①感想 今や中国抜きでは世界経済を語れませんが、同じアジアの国なのに歴史もろくに知らないことから本書を手に取りました。春秋〜現代までをサラッと書いていて大まかな歴史が把握でき、入門書にはいいのかなと思います。 中国人の考え方についても書かれて…

外資のオキテ(トム・マーカート著)

①感想 各オキテが簡潔に纏められていて簡単に読めました。イメージしていた通り、日本企業のオキテより厳しいと感じる部分もありましたが共通する内容も多かったです。②キーワード ・プレゼン プレゼンに大切な事項をあげておく。 ◇準備に充分な時間をかける…

世界一身近な世界経済入門(門倉貴史著)

①感想 身近な物から世界経済を見た書。 内容的には既知のものが多かったですが、データを見ながら再認識できました。 ②キーワード ・新興国(BRICs、VISTA)の台頭 ・食糧難 ・成長と環境破壊

9時までの「超」仕事術(見田村元宣著)

①感想 人生を充実して送る為に早起きが有効な手段となる。私も早起きを実践してますが、腑に落ちる内容でいいカンフル剤になりました。②キーワード ・9時までに自分1人でできる仕事はすべて片付けてしまう。 ・仕事はあくまでも、人生の目的を達成するため…