経営を見る眼(伊丹敬之著)

(1)感想
経営をする側になるにはまだまだ程遠いですが、一緒に働いてもらえる「部下」の様な人が少し居ることもあり、自分の働いている組織と照らし合わせながら読んでみました。

経営・組織はやはり「人」で動いている、如何に「人」に自発的に仕事をしてもらうか、ということに尽きるのだと感じました。その中で数々の問題・矛盾点が発生してもそれと真っ向からブツカり、解決していく。その「人」の姿勢を見て周りの「人」に情熱が湧く。そんな、正の反応が連続的に発生する様な企業が良い企業なんだと感じました。

今、働いている組織にそのような反応は非常に少ないですが、自分が起点になって起こすこともできるのでしょうから、がんばりたいと思います。

各章とも読み応えがありましたが、一番心に響いたのはやはり「リーダーになってはいけない人」の章でしょうか。感覚的には分かっているつもりで大丈夫だと思っていましたが、じっくり考えてみると自分にも当てはまる。。。。これは直ぐに止めなければ。

(2)キーワード

Doing things through others