失業率8.1%(アメリカ)

2009年1月のアメリカの失業率(US jobless rate)が発表されました。
(以下グラフ・記事はBBCより)

1992年以来の高水準となっており、未だ歯止めがかからない様です。
2月にも大規模なリストラ(job cuts)があるようですので、2月の失業率はまだ悪化するのでしょう。

Among the companies that announced big job cuts in February were Goodyear, Estee Lauder, Macy's and General Motors.

GM破綻に伴ってその関連企業も破綻し失業率が10%を超えるという懸念は少しだけ後退しましたが、すべての業界の業績悪化が酷い為に失業率が高くなった様です。

一方、セーフティネットに関わる政府・教育・医療関係の人員は増加している様で今と未来を見据えた施策はきちんと実行していると感じました。(日本のメディアは以下内容をあまり載せていませんが。。)

Jobs were cut in most sectors, with only government, education and health services adding staff.

失業率が上昇すると犯罪率上昇する傾向にある様ですので(貧困と犯罪には相関関係がある)、当面は治安も悪化するでしょうから、早急な雇用創出策の実行に否が応でも期待が高まります。