ロールモデル(お手本)

最近良く目にする「ロールモデル Role Model」という言葉を初めて目にしたのは「ウェブ時代をゆく梅田望夫著)」の中で「ロールモデル思考法」という形で紹介されていたものでした。
自分の好きなこと(志向性)を見つける為に、自分の中に答えを求めるのではなくて外界に自らをさらし、いくつものロールモデル(お手本)を直感で選び続けていくという思考法で、今自分でも実践させて頂いているものです。
今はインターネットを利用することによって沢山の情報がほぼ無料で簡単に手に入る時代なので昔に比べてロールモデルを見つける手段は比較にならないぐらい整っているのですが、情報量が急拡大しているためにそれを見つける為の道しるべ(羅針盤)をどのように選んで行くかということがロールモデルを選ぶのと同じぐらい重要になっていると思います(道しるべの選び方で見つかるロールモデルも大きく異なってくる可能性が大いにある)。

選択することにしっかり注力してその結果、志向性が決まれば後は全力で走るだけなのですから選択することが最も大事なのでしょう。
(何を書くか決まれば論文は完成したも当然だという話を読んだこともあります。)

ただ見つけることに疲れてフワフワと生きない様にしなければいけないと思います。

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また、このロールモデルという考え方は仕事(キャリア)への適用だけに留まらず、どんなことにも応用できるものだと思います。

たとえばスポーツでもただ教本を読んで始めるよりも一流プロ(野球ならイチロー、ゴルフならタイガーウッズ)のプレーをロールモデルとしてそれに近づける様に練習するほうが上達が格段に早くなると思います。
ロールモデルは目標と言い換えれるので一流であればあるほどいい)

ゴルフなどいつまでも上達しない方がおられますが、それもロールモデルが「一流プロ」ではなくて「調子の良かった時の自分」になっている為だと思います。自分自身、上達しない趣味がありますがよく考えれば「調子の良かった時の自分」がロールモデルになっていることに今、気づきました。。。