アウェー脳を磨け!(茂木健一郎)

(「空気」の研究)に書かれている様な周りと同調することを良しとしてしまうと、脳に刺激が加わらない、新しいアイデアが生まれない。

そういう内容のことは色々な所で色々な人が言っていますが、その説明としてアウェーで戦える人について

ホームがあるから、アウェーで戦える

ということを書かれている。当にそう思います。

先ず、その人に「ホーム」を創ること。短期間で創ることができるものではありませんが、じっくり時間を掛けて創るべきものだと思います。

次に自由にさせること。子育てでも人材育成でも、育てる人間自身の枠に囚われてその枠の中で育てようとすることは避けなければいけない。育てる人間は満足するかもしれませんが、その枠で育てられた人が幸せかなんて誰にも分からない。

そうであるならば、多少のことは気にせずに人として生活する為に必要最低限な枠だけを伝え、それ以外は自由にさせることが大事なんだと思います。そして「自分で考え、体験する」ことで大きくなっていくことを促していく。

諸行無常」なのだから、変化に適合できる柔軟性のあることが最も大事な様に思えます。